ハワイのドラッグストアで市販薬を買うときは、パッケージ正面の商品名だけで選ばない方が安全です。
まず見るのは、箱やボトルにある Drug Facts です。
一般情報です:この記事は、旅行中に市販薬の表示を確認するための一般情報です。診断、治療、個別の薬の推奨ではありません。症状が重い場合、判断に迷う場合、子ども・高齢者・妊娠中・持病がある人の場合は、現地の医療機関、薬剤師、旅行保険会社などに相談してください。
まずここだけ見る
急いでいるときでも、最低限この3つは確認してください。
- Active ingredient:有効成分
- Warnings:使ってはいけない人、相談が必要な人、注意点
- Directions:年齢ごとの量、回数、使い方
商品名が違っても、有効成分が同じ薬があります。逆に、似たような商品名でも成分が違うことがあります。
日本から薬を持参している人、子ども、妊娠中・授乳中、持病がある人、複数の薬を使っている人は、自己判断で追加する前に薬剤師へ相談してください。
ハワイで薬局やドラッグストアを探す場合は、先にこちらも確認できます。
ハワイのドラッグストアはどこが便利?薬・日用品・お土産を買う前に知りたいこと
体調不良時の全体の行動順は、こちらの記事で整理しています。
Drug Factsとは
Drug Factsは、米国の市販薬に表示される薬の基本情報です。
成分、何に使う薬か、注意点、使い方などが、一定の順番で表示されています。
旅行者が見るべきポイントは、難しい英語を全部読むことではありません。まずは「成分」「警告」「用法」の3つを見て、迷う場合は薬剤師に相談することです。
Active ingredient:有効成分
Active ingredient は、薬の効果に関わる有効成分です。
ここを見ると、何の成分がどれくらい入っているかがわかります。
注意したいのは、商品名ではなく成分を見ることです。
たとえば、痛み止め、風邪薬、睡眠を助ける薬などでは、別の商品に同じ成分が入っていることがあります。複数の商品を組み合わせると、同じ成分を重ねてしまうことがあります。
Uses / Purpose:何に使う薬か
Purpose は薬の働き、Uses はどんな症状に使うかを示します。
「痛み」「発熱」「鼻づまり」「咳」「かゆみ」など、商品が何を目的にしているかを見る場所です。
ただし、Usesに近い症状が書いてあっても、自分の症状が重い場合や長引く場合は、市販薬で済ませない方がよいことがあります。
Warnings:一番大事な注意欄
Warnings は必ず見たい欄です。
特に次の表現がある場合は、自己判断で使わず、薬剤師や医師に相談してください。
| 表示 | 意味 |
|---|---|
| Do not use | 使わないでください |
| Ask a doctor before use | 使う前に医師に相談 |
| Ask a doctor or pharmacist before use | 使う前に医師または薬剤師に相談 |
| Stop use and ask a doctor if | 使用をやめて医師に相談 |
| Liver warning | 肝臓に関する警告 |
| Stomach bleeding warning | 胃出血に関する警告 |
| When using this product | 使用中の注意 |
アルコール、眠気、運転、妊娠・授乳、持病、飲み合わせに関する注意が書かれていることもあります。
Directions:量と回数
Directions は、年齢ごとの量、回数、使う間隔、使い方を見る場所です。
大人用と子ども用で量が違うことがあります。年齢によっては「医師に相談」と書かれている場合もあります。
日本で使い慣れている薬と似て見えても、米国の市販薬は成分量や用法が違うことがあります。箱の正面ではなく、Directionsを確認してください。
Inactive ingredients / Other information
Inactive ingredients は添加物です。アレルギーがある人は確認してください。
Other information には、保管方法や成分に関する補足が書かれることがあります。
旅行中は暑い場所に薬を放置しがちなので、保管方法も見ておくと安心です。
薬剤師に聞くときの英語
迷ったら、無理に自分で判断しない方が安全です。
薬局カウンターで使いやすい英語は次の通りです。
- Is there a pharmacist I can talk to?
薬剤師さんに相談できますか? - I am taking this medicine. Can I take this with it?
この薬を飲んでいます。一緒に使えますか? - Is this safe for children?
子どもに使っても大丈夫ですか? - Does this medicine make me sleepy?
この薬は眠くなりますか? - Should I see a doctor?
病院に行った方がいいですか?
迷ったら買う前に相談する
Drug Factsは、市販薬を選ぶための大事な情報です。
ただし、読めば必ず自己判断できるという意味ではありません。
子ども、妊娠中・授乳中、高齢者、持病がある人、日本の薬を飲んでいる人、症状が強い人は、薬剤師・医師・旅行保険会社などに相談してください。
ハワイでは、薬を買うことだけが正解ではありません。薬局で相談する、旅行保険に連絡する、Urgent Careや病院に行くなど、状況に合わせて選ぶことが大切です。
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