ハワイ旅行で医療費はいくらかかる?保険なしが危ない理由

ハワイ旅行中の医療費と海外旅行保険を確認する旅行者 ハワイ
ハワイでは医療費が高額になることがあります。出発前に海外旅行保険やクレカ付帯保険の補償内容を確認しておきましょう。

※本記事は公的機関・公式情報を確認して作成しています。医療費、保険の補償内容、条件は医療機関・治療内容・保険商品によって異なり、変更されることがあります。出発前に必ず外務省・在外公館・保険会社の公式情報をご確認ください。

更新日: 2026年8月31日

ハワイ旅行では、病気やケガの医療費が数百万円から数千万円規模になることがあります。

外務省のハワイ安全対策基礎データでは、ハワイ州の医療費は極めて高額で、ICUに入ると1日10,000ドル以上かかる例も少なくないと案内されています。救急車も有料で、状況により数百ドルから千ドルを超えることがあります。

先に結論をまとめると、次の通りです。

  • ハワイでは医療費が高額になりやすい
  • ICUは1日10,000ドル以上かかる例がある
  • 救急車も有料
  • 入院・緊急手術では数千万円の請求例もある
  • クレカ付帯保険だけでは足りない場合がある
  • 海外旅行保険は「治療費用」と「救援者費用」を重視する
  • 保険証券と緊急連絡先はスマホと紙の両方で持つ

ハワイは日本人旅行者に人気で、安心して過ごしやすい印象があります。ただ、医療費に関しては日本の感覚で考えない方が安全です。

海外旅行保険の選び方はこちらでまとめています。
ハワイ旅行保険おすすめ比較|ネット加入・補償内容・選び方

ハワイの医療費目安

外務省・在外公館の情報をもとに、ハワイ旅行で特に注意したい医療費の目安を整理します。

場面目安・注意点見るべき保険補償
ICU入院1日10,000ドル以上の例あり治療費用
救急車有料。数百ドルから千ドル超のこともある治療費用
入院・緊急手術数千万円の支払いを求められた例あり治療費用、救援者費用
家族の渡航入院時に家族が現地へ向かう費用が発生することも救援者費用
帰国・移送通常の旅程に戻れない場合、帰国費や移送費が必要になることも救援者費用、移送費用

この金額は、すべての人に同じようにかかるという意味ではありません。症状、病院、治療内容、入院日数、検査、手術、搬送の有無で大きく変わります。

ただし、ハワイでは「少し大きな病気やケガになっただけで、日本の感覚を超える請求になる可能性がある」と考えておく方が現実的です。

保険なしが危ない理由

保険なしでハワイ旅行中に病気やケガをすると、医療費を自分で負担することになります。

危ない理由は、単に「病院代が高い」だけではありません。

  • 救急車代がかかる
  • 検査、処置、入院、手術が別々に高額になる
  • ICUに入ると費用が一気に上がる
  • 家族の渡航費や宿泊費が必要になることがある
  • 帰国便を変更する費用がかかることがある
  • 立替払いが必要になる場合がある
  • 英語で医療機関や保険会社とやり取りする必要がある

外務省も、海外旅行中の病気やケガに備え、海外旅行保険への加入をすすめています。診療費、入院費、緊急移送費、救援者の渡航・宿泊費などが補償対象になることがあります。

クレカ付帯保険だけで足りる?

クレジットカード付帯保険がある人も、補償額と条件は必ず確認したいです。

外務省のハワイ安全対策基礎データでも、クレジットカード付帯の保険は限度額が数百万円程度で、重いケースでは十分に対応できないことがあると案内されています。

特に見るべきポイントは次の通りです。

  • 自動付帯か利用付帯か
  • 治療費用はいくらまでか
  • 救援者費用はいくらまでか
  • 家族や子どもも対象か
  • キャッシュレス診療に対応しているか
  • アクティビティ中の事故も対象か

クレカ付帯保険の詳しい見方はこちらでまとめています。
ハワイ旅行でクレジットカード付帯保険は足りる?自動付帯・利用付帯の違い

特に保険を確認したい人

次に当てはまる人は、ハワイ出発前に保険内容をしっかり確認したいです。

  • 子ども連れ、家族旅行
  • シニアと一緒に行く
  • 持病がある
  • 妊娠中、または体調に不安がある
  • レンタカーを使う
  • シュノーケリング、サーフィン、登山、ヘリツアーなどに参加する
  • 長めに滞在する
  • クレカ付帯保険の補償額が低い

在ホノルル日本国総領事館も、ハワイではアクティビティ事故に備えて海外旅行保険など十分な保険に加入し、危険を伴うスポーツ等が補償対象になるか保険会社に確認することをすすめています。

出発前に確認すること

ハワイ旅行前に、最低限ここまで確認しておくと安心です。

  • 海外旅行保険に入るか決める
  • 治療費用の上限を確認する
  • 救援者費用の上限を確認する
  • クレカ付帯保険の自動付帯・利用付帯を確認する
  • 家族全員が補償対象か確認する
  • アクティビティが対象外にならないか確認する
  • キャッシュレス診療が使えるか確認する
  • 保険会社の緊急連絡先を保存する
  • 保険証券や契約番号を家族にも共有する

スマホが使えない時に備えて、保険証券や緊急連絡先はスクリーンショットだけでなく、紙でも持っておくと安心です。

まとめ

ハワイ旅行で医療費がいくらかかるかは、症状や治療内容によって大きく変わります。

ただ、外務省の情報でも、ICUが1日10,000ドル以上、救急車が有料、入院・緊急手術で数千万円の請求例があると案内されています。

ハワイ旅行では、保険なしで行くより、海外旅行保険やクレカ付帯保険の内容を出発前に確認しておく方が安心です。

まずは「治療費用」「救援者費用」「家族補償」「キャッシュレス診療」「緊急連絡先」を見て、不足があれば追加保険を検討しましょう。

参考リンク

  • 外務省 ハワイ安全対策基礎データ: https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_226.html
  • 外務省 海外旅行保険加入のおすすめ: https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html
  • 外務省 海外邦人事件簿 Vol.64 旅先で入院したら医療費が嵩む: https://www.anzen.mofa.go.jp/jikenbo/jikenbo64.html
  • 在ホノルル日本国総領事館 レジャー事故に関する注意: https://www.honolulu.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/anzen_info2.html